今回の街歩きは
今回は日暮里舎人ライナーの終点
見沼代親水公園駅を探ります
(見沼代親水公園駅を尾久橋通りから望む)
今回は見沼代親水公園駅周辺を歩いてきました
今回はそこの街の片鱗に触れたいと思います
元々日暮里舎人ライナーは
街の変化によって
都営バスだけで支えきれなくなった
移動を置き換えるためにできたもの
『都営交通』ということもあり
日暮里舎人ライナーの終着点は
ギリギリ東京都内
(毛長川に都境が通る)
北に目を向けると
もう埼玉県です
今回のひたすら街歩きは
首都圏という
都県境を超えて広がる生活域と
生活圏を線で区切る行政圏の
折り合いが垣間見える場所を
歩いていきます
(駅を背に北を仰げば埼玉県)
境目の『まちなみ』は?
『まちなみ』は
『街並み』と『町並み』で意味が変わるそうです
街は街路を表し町は区割りを表す模様
町並みの変わる街並みには
変化がいっぱい
(東京都足立区と埼玉県草加市の境界の埼玉県側)
(東京都足立区と埼玉県草加市の境界の東京都側)
上の写真でも
・ガードレール
・道路の名称
同じ道路でも少々作りが変わる模様
町を区切る
川の暗渠は少々
ちぐはぐな感じ
(このでこぼこの蓋の下に境界)
なんだか
少し洗練されていない感じが
人間味を感じますね
そんな街のひずみは
いろいろなところに出ています
街の滲みをさがす
この県境では
生活圏の色が混じりあい
様々な滲みが出ています
店頭で見る滲み
少し場所を戻して
東京都側のこの辺
こちらにある
自動車販売店の店頭に
県境が凝縮されていました
店名は埼玉ダイハツ
でも県境の看板より手前にあるということは
所在地は東京都
埼玉のものが
東京に現れるとこんな現象が
(埼玉ダイハツに足立ナンバーが並ぶ)
なんと埼玉のナンバーではないのです
草加市のナンバーは春日部ですが
草加市に一歩及ばず
所在地で車を登録すると
足立ナンバーになるのです
境界と暮らしがミスマッチして
こんな現象が生まれるのですね
バスで見る滲み
県境の滲みあいは乗り物にも表れています
見沼代親水公園駅のバス乗り場に
場所を移します
(見沼代親水公園駅バス乗り場)
バス乗り場を席巻するのは
都営バスではなく
東武グループのバスと国際興業グループのバス
(バス乗り場を東武カラーが染める)
(横を向けば国際興業)
都営バスは役目を
日暮里舎人ライナーに明け渡しましたが
あまりにも埼玉色が強いような気が
バス乗り場の案内も
主に埼玉県内の駅や
集落を目指すようです
(お膝元の都営バスは肩身狭め)
バスの本数も結構なもの
東武のバス停をのぞいてみると
バスが東京と埼玉の軌道路を結び
生活圏が結びつくように
取り持っていました
大都市東京の外側の
街の色の区切りはきれいなものではなく
生活の中で滲みあう様に感じました
でも混ざり合うことがまた
違う色を生み始めるのではないでしょうか
そんな生活の片鱗も感じました
マダラな色の街歩き
いかがでしたでしょうか
町の区切りは街に滲みが生まれる光景は
想定してないこと同士の組み合わせ
イレギュラーだから面白い
でも毎日の人にはそれが当たりまえ
今回県境の面白さを覚えた身として
これからも様々なの県境も追いたいと思います
次回は都内に戻ります
おめんパンダ
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